MOUTHPIECE ORTHODONTIC
マウスピース矯正
マウスピース矯正について
TREATMENT
マウスピース矯正とは
マウスピース矯正とは、透明で目立たず、薄く軽いマウスピースで、着脱が可能な矯正治療です。マスクをしていなくても、矯正治療中であることを周りの人に気づかれることなく、綺麗で整った歯並びを手に入れることができます。
当院のマウスピース矯正
TREATMENT CONTENT
インビザライン矯正
当院ではインビザライン矯正を行っております。
インビザライン・システムとは、アメリカのアライン・テクノロジー社が、矯正歯科医師を対象に提供しているマウスピース型矯正治療法の一つです。
インビザライン・システムは約1400万件以上の症例データベースと経験に基づき、3D画像化技術と審美的要素を融合したマウスピース型矯正装置ですので、患者様それぞれの歯の動く過程を正確に予測して製作されるマウスピースは、非常に精度が高いものとなります。
このような信頼度の高さから、当院ではインビザラインを取り入れています。
メリット・デメリット
PROS AND CONS
- メリット
- 装置が目立たない
- 衛生的
- 着脱が可能
- 痛みを感じるリスクが少ない
- デメリット
- 症例によって適応できない場合がある
- 取り外した際に紛失する可能性がある
- 一日に20~22時間以上装着する必要がある
- 飲食後は必ず歯みがきとアライナーの清掃をしないと虫歯になりやすい
- 歯の着色汚れの原因にもなるので、水以外は必ず取り外してから飲食する必要がある
治療可能な歯並び
TREATABLE CASES
子どもから大人まで、また、前歯が少しガタガタしている歯並びはもちろん、嚙み合わせの改善が必要な歯並びまで適用範囲に含まれます。
インビザライン矯正で、諦めていた歯並びも理想に近づけることができるかもしれません。
※治療は可能ですが症例によって治しづらいケースも含まれます。
叢生(乱ぐい歯)
顎のサイズに対して歯が並ぶ十分なスペースがなく、重なってデコボコになっている状態。
交叉咬合
口を閉じた際に、上の歯のいくつかが下の歯の内側にある状態。
下顎前突(受け口)
上の前歯より下の前歯が前に出てしまっている状態。
空隙歯列(すきっ歯)
歯と歯の間に大きな隙間がある状態。
過蓋咬合
通常の咬み合わせよりも前歯が深く咬み込んでいる状態。
開咬
前歯だけが咬み合うことができない状態。
お子さまの歯
矯正治療が必要な歯並びである状態。
ワイヤー矯正との比較
COMPARISON
インビザライン矯正 | ワイヤー矯正 | |
---|---|---|
見た目 | 透明で目立たない | 金属の金具が目立つ |
痛み | 痛みを感じるリスクが少ない | 強く締め付ける痛みが出る可能性がある。 金具が原因の口内炎ができやすい。 |
通院回数 | 2~3ヶ月に1回 | 毎月 |
治療期間 | 平均2年6ヶ月~4年 | 平均2~3年 |
費用 | 治療費の国内平均約100万円 | 治療費の国内平均約70万円 |
食事 | 食べ物の制限なし | 一部制限あり |
アレルギー | なし | 金属アレルギーの方は不可 |
スポーツ | 制限はないが、強い力で噛みしめることで、 変形・ひび割れ・破損等が生じることもある | ボディコンタクトのあるスポーツは不可(舌側矯正は可) |
会話 | ほぼ問題なし | 口がやや閉じにくい |
歯磨き | いつもどおり可能 | 専用の歯ブラシ2~3種類、歯間ブラシ、フロス等が必要 |
ホワイトニング | 矯正と同時進行が可能 | 矯正中は不可 |
治療の流れ
TREATMENT FLOW
カウンセリング
矯正治療について悩んでいる方は、まずはカウンセリングをご利用ください。
精密検査
まず虫歯や歯周病の有無を確認し、矯正治療前に治療が必要な虫歯があった場合は虫歯の治療を優先します。
歯のクリーニングはこの時に行います。
口腔内の写真やレントゲン撮影、CT撮影などを行います。
3D光学スキャナで口の中を撮影して三次元データを収集します。
治療計画
治療が始まる前に仕上がりをクリンチェックのシミュレーションでご確認していただきます。
矯正治療開始
・アライナーを装着(アライナーを着脱する練習と、使用方法や注意事項をご説明します。)
・アタッチメント装着(アタッチメントは、アライナーを確実にフィットさせ、歯の動きを助けるために歯の表面につける突起のことです。治療終了時に外します。)
定期診察を受ける
2~3ヶ月に1度、定期的にご来院していただきます。
治療が計画通りに進んでいるか確認します。
虫歯や歯周病の有無をチェックし、補助装置を点検します。
お口の中をチェックして問題がなければ、次の段階のアライナーをお渡しします。
治療終了・保定装置装着
矯正治療後は、一定期間は後戻りを防ぐ「リテーナー」という保定装置を装着します。
初めは矯正治療と同様に長時間リテーナーを装着した状態で過ごしていただきます。徐々に装着時間を減らしていき、歯列が安定したら保定期間終了となります。
メインテナンス
治療が終了してからも、綺麗にした歯並びを維持するために、3~6ヶ月に1度、定期検診にご来院していただきます。
よくある質問
Q&A
インビザラインで治療を受けられている方の治療期間は、平均 2.5年~4年ぐらいです。症例や年齢によって治療期間は変わります。個人差がありますので、一概にお答えすることはできません。
一度、カウンセリングでお口の中を拝見させていただければ、ある程度の治療期間は予測できます。
インビザラインでの矯正治療は、永久歯が生えそろったばかりのお子さんからご高齢の方まで、ご自身の歯がしっかり生えていれば年齢関係なくはじめることができます。
若い方に比べると年配の方々はやや治療に時間がかかる傾向がありますが、インビザラインでの矯正治療が可能ですのでご心配なさらなくても大丈夫です。
インプラントの入っている部位を矯正したい場合は治療が不可となりますが、インプラントの部位とは別の歯を部分的に矯正する場合等、治療可能なケースもあります。インプラントの本数が多い場合や、インプラントの部位や骨の状態によってはインビザライン矯正を受けられない場合がありますので、まずはカウンセリングへお越しください。
インビザライン矯正の経験が豊富なドクターは、抜歯が必要と判断した場合には抜歯を行っています。インビザラインでの抜歯矯正が必要かどうかは患者様の状態によっても異なりますので、抜歯を悩んでいらっしゃる患者様は、カウンセリングでご相談ください。
クリンチェック治療計画で、事前に必要なマウスピースの枚数と治療期間を確認することが可能です。
「クリンチェック」と呼ばれるコンピュータ画像での治療計画の3Dシミュレーションができ、治療開始から完了まで、どのように歯が動いていくのか確認することが可能です。
インビザラインは、アライナー(矯正用マウスピース)を治療開始のタイミングですべて作成するため、ワイヤー矯正のように通院のたびにワイヤーを曲げたりゴムを引っ掛けたりする必要がありません。
そのため、ワイヤー矯正の場合には年12回程通院しなければならないのですが、インビザラインではその半分の6回程の通院に抑えることができます。